弊社で使用している3Dプリンタで使用しているフィラメントは、強度を考えてPETGを使用して印刷しています。
PETGは通常のPLAに比べて耐衝撃性に優れていますが、印刷温度が高かったり糸ひきが多いなのど欠点もあります。
最近、大物を印刷すると3層目あたりから必ずクシャクシャになってしまう。
ノズルに大量にフィラメントが固まっていたのでもしかしたら糸引きが原因?と思いRetractionを多めにしてみました。そのうちにフィラメントがまったく抜けなくなってしまいました。押しても引いてもダメなので、困った時のメーカーさんへ!
Anycubicさんに連絡してみるとエクストルーダーの故障かもしれないので、エクストルーダーを送ってくれるとのこと。
アフターサービスあってよかった〜 で、交換してみました
しばらくすると、全く変わってません!
またもやチューブに熱で膨れたフィラメントが詰まっちゃってます。
チューブのフィラメントを取ってから予備のチューブとノズルを取り付けてもやっぱり同じ症状。何度やっても変わらず、そのまま続けると物凄いことに!
見事にクシャクシャになりました。
AnyCubicさんに再度連絡を取っている最中にヒートシンクの背後にファンがあることを発見。外した状態で温度を上げてみると、FAN1回ってませんでした。
エクストルーダーから送られてきたフィラメントがホットエンドに入る間を冷やすヒートシンクに風が当たってないのでRetractionしたときにチューブ内で熱いまま固まってしまうのが原因だったようです。
AnyCubicさんがヘッドユニット丸ごと送ってくれることになり、交換したところ順調に大物が普通に印刷できるようになりました。
Amazonを色々探していると弊社の後のモデルであるKobra3はホットエンドの上部が銅製でかつチューブがスチールに変更になっているようです。放熱が問題だったのかもしれませんね。ちなみに社外品ですがAmazonでKobra2用の銅製のチューブも売っています。
色々試して修理完了まで約1ヶ月。大変でしたが良い経験になりました。
AnyCubicさんサポートありがとうございました。
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